趣味・電子工作のブログ

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windowsでのraspipicoの開発(続)

windowsでのraspipicoの開発(続)

汎用的なプロジェクト構成を構築

下記の記事で行った環境を使って、より汎用的なプロジェクト構成を構築する。

elehobby.hatenablog.jp

pico-sdkをサブモジュールとして追加し、クローンする。

一つのプロジェクトで完結して構成するため、よりプロジェクト全体を理解しやすくなる。

git submoduleの説明は下記の記事を参考にした。 端的に言うと下記の通り。

外部の git リポジトリを、自分の git リポジトリのサブディレクトリとして登録し、特定の commit を参照する仕組みです。

qiita.com

また、ビルド結果は「out of source ビルド」の考えをもとにbinフォルダに生成する。

qiita.com

生成ファルダとソースフォルダを分離することで、管理しやすくする。

下記がその作成したリポジトリとなる。

github.com

このリポジトリには、サブモジュールが含まれているため、クローンするには、下記のコマンドを使用する。

git clone --recursive https://github.com/ikimon-dev/ledblink.git

もし、 --recursive をつけ忘れてクローンした場合、下記のリンクを参考にgit submodule update --init --recursiveで サブモジュールもクローン出来る。

karoten512.hatenablog.com

クローンすると、下記の通りとなる。

~/src/repo/ledblink$ tree -L 3
.
├── CMakeLists.txt
├── src
│   └── ledblink
│       ├── CMakeLists.txt
│       └── main.c
└── third_party
    └── pico-sdk
        ├── CMakeLists.txt
        ├── CONTRIBUTING.md
        ├── LICENSE.TXT
        ├── README.md
        ├── cmake
        ├── docs
        ├── external
        ├── lib
        ├── pico_sdk_init.cmake
        ├── pico_sdk_version.cmake
        ├── src
        ├── test
        └── tools

ビルドを行うと、buildフォルダが作られ、~/build/src/pico-display/pico_display.elfが生成される。